少林バスケに参加
喫煙所で仲良くなった広東省出身の映画コース修士プログラムのG君に誘われて、中国からの留学生たちのバスケに参加してきた。おれは全然スポーツはダメで、中学1年生の時に野球部を仮入部期間にやめてから何もやっていない。まあでも、せっかくなので行ってみた。
スポーツセンターのバスケットボール場にあつまったのは、全部で10人くらいだった。一人につき2ポンドでコートを借りられる。みんな中国人だけど、イギリスで最近出会ったメンバーらしい。中国人は、国外でも組織力があると感心する。
3人1組のチーム戦をやった。おれはG君と、背の高い山東省出身の学生と同じチーム。まさに"少林バスケ"で、レベルは高い。おれは相手プレイヤーをマークしたり、たまにシュートしたりと、邪魔にならないようにしていた。一回だけゴールできてよかったよ。
1時間半ほどフルに走り回って、すっかりクタクタになったけど、ある学生は「これからまた別のバスケの集まりに参加してくる」という。「彼、体力あるね」というおれに、G君は「もの足りなかったんだろう。中国ではバスケ場借りるのがタダだから、6時間くらいぶっ続けでやるからね」と。日中戦争は避けたいと切実に思った。
みんなフレンドリーだったけど、「中華料理では空芯菜が好きだな」というおれに、「ぼくは日本のAVが好きだよ」と返してくるやつがいたのは複雑だった。
なんにせよ、おれはダイエットしたいと前から思っている。楽しかったし、バスケはよい運動になるので、G君にはまた誘ってもらいたい。